「最上級琉球畳」
実際に製作された畳です。もちろん縁(へり)はありません
約55ミリと25ミリです。
「見た目」があまりにも悪かった七島い草の琉球表は、現物が確認できない通信販売での販売は不可能だと考えていました。
サイトを見渡せば、本物の琉球畳もあるにはありますが、ほとんど実店舗での施工のようです。
本物の琉球畳の特徴を知らないならば質感の悪さに唖然とされたことでしょう。
お客様の言うところの琉球畳を聞いてみると、ほとんどの場合は、本物の琉球表ではなく、とりたててなんの問題もない「目積の通常い草の畳表」でよかったりします。
←(本物)見た目はよく似てます。
この中国四川省で作られた琉球畳表は、「七島い草」ではつきものであった「毛羽」*1、「根白」*2「草の身が見えてしまった部分」などは、ほとんど目立ちません
*2実はこの工場へは7年前に行っています。(^_^)v
この不具合部分は、最初から無かったのではなく、生産途中と生産後に見た目の悪い部分を一定の基準を定めて選定し排除したからです。
日本ではとても割に合わない時間のかかる選定作業なので、国産でもやれば出来るのでしょうが、これに見合う商品は見あたりません。
中国四川製の琉球表は当時年間3000枚(*2000年頃)ほどのわずかな生産量と聞きましたが。安定供給については?です 。インターネットで販売できそうな「琉球畳」はこの商品しかないと考えています。
場合によっては全く手に入らないこともあります。畳表の年間生産量は当時2100万枚 から今は800万畳にまで落ち込んでいますので、 現在は在庫を確認しないと手に入るものなのかどうかも??となってきました。
単純計算しても1つの県で数枚程しかないので、手に入る店はほとんどないでしょう。
そして今回使用する床材料は、1種類2タイプです
両タイプとも置き畳またはベッド用のたたみとしてご利用ください
サイズも変えることができます。*3
*1「毛羽」:畳の表面などのささくれ・・・短い草の先の方が途中から顔を出します。
*2「根白」:根が白く高く現れた草・・根白が高いとゴザの中央まで白味が出て、畳表の色の均一感が出ません
*3通常の畳の部屋への敷き込み商品はお近くのタタミ店にご注文してください。通販ではきれいに収まらないと思います。置き畳として並べるとタタミ表の反発力で隙間が大きく出てしまうので、後付けで枠を制作してギュッとくっつけるようにしてください。
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