今年も代表世話人 毎度 井口謙氏です
今年 キャンプ開催9回目です。
東小まさかの耐震工事で、今年のキャンプは中止というより開催なしになるところでしたが、大谷小学校での開催がなさそうであってしまったという幸運に恵まれ、なんとか開催することができました。
日程は昨年から学校の要請でこの日に決定していました。
東小が使えないことが確定後、春日市には2つの自衛隊があるので、まずそちらから受け入れの打診をさせていただきました。が、両方とも400人を超える参加者では制限する部分が多いので・・・、まぁ、それなりにでもするしかないかとあきらめていました。
四月異動時期直前に市長でさえ「あり得んやろね」と言われた大谷小学校校長への打診をしてみたところ、意外にも「いいんじゃない?」という返事で、その後の幾多もの苦難を乗り越え共同開催が実現しました。
開催までの話は書き出せばきりないほど問題だらけでした。が、とにかく結果として単独でやるよりもはるかに良かったのではないか、と、振り返れば感じます。
最初のキャンプを開催したときとはちょっと違う、もう一段上質な満足感と効用があったと思います。
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・・・・・・ 2012年 あらすじ ・・・・・・・・
今年も誰の疑問もなく開催が当たり前と化した「ひがしっこキャンプ」、これに携わることが恒常化してしまったPTA本部には本当に申し訳ないと思うけれど、これを一度経験すれば、バザーなんてどこに障害があるのかわからないくらい成長ができます。
今年の初め頃、市の方で学校の耐震工事の予算が付いたのはいいけれど、その実施時期が夏休みであることが判明しました。これが2月ごろです。
*元々耐震工事はPTAからのお願いだから、なんでやねん、ということは言えません。*
まぁキャンプ実施場所はなにも学校でなくてもいいので、協力的なすぐ隣にある2つの自衛隊にたまたま知り合いもいることだし、打診をしてみました。
・・・・その後すったもんだして、結果的には、航空自衛隊はキャパシティ足らず、陸上自衛隊は規制がちょっと・・・ということで、いよいよ最後の手段、大谷小学校への打診です。
東小、中、の学校三役、市長は「むりやろ」と言ってましたが、おっとどっこい、校長はOK、がしかし、PTAがOKならということでした。大谷小の会長は春日東中PTA会長の後釜に座ってもらう人物だからもちろん知ってる人。・・本人もすごく良いことだと言うことでOK。ただし、自分は退役するので次の役員がOKしたらと言うことでした。
次の役員は総会を経ないと役員ではないので、ただひたすら準備をしつつ総会を待つ。総会後即会長に連絡、ここでもちょっともめたようなんですがなんとか同意を得る事ができました。
ようやくGOとなりましたが、施設が、おっとどっこいよその団体に押さえられてしまっていることに気づきました。2日目の谷っこホールと運動場です。
谷っこホールは春日市少年の船。運動場はソフトボールリーグの試合が入ってました。これもPTAルートを使い知り合いを通じてそれぞれうまく棲み分けしてOK。
あとは、二校合同と言うことでどのくらいの人数になるか・・・
まさか400人には行かないと思うけど300越えはある。
問題は用具の数、七輪とか・・・、結果的に通常28チーム〜32チームを36チームにまで増やして計画しました。大谷小の募集要項が親子参加となって親の人数が増えることが予想できたと言うことも理由です。
ただし、お手伝いに不本意な人も多数居たようで・・・・普通は自主参加の人しかいないからそういうこともあると後で気づきました。なるほど・・
準備はいつもの要領なのでそれなりに、ただ、ゲームなどの用具を早くから移動させておくことができなかったので、前日当日の搬入になってしまいました。
当日
朝からキャンプファィヤーの薪を移動。しめった木々だったので燃えるかどうか心配でしたが全部燃え尽きました。
あとは、つまづきながらもイベントをなんとかこなしていってもらいなんとかなりました。
ボーイスカウトさんが大活躍!
プールの時間は雷でしたので、残念ながら没。みんな映画に廻ってもらいました。学校の会談2+キャスパー+モンスターズインクでしたがそれでも怖いという子もいて・・・・肝試しのためのえいがだからねぇ。
おかたづけも2日目早々から始まり、お昼にはほとんど終了してしまいました。
反省
*カード類の利用方法をもう少し説明しておかねばならなかった。
*お手伝いの説明書は事前配付をしておこう
*きもだめしの監視は必要
*カレーのあまりは夜食+朝食に子ども達に提供する。皿が必要
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協力
社会体育課・・キャンプ道具の貸し出し 無料
青少年育成会議・・着ぐるみほか・・無料
田島不動産・・肝試し衣装・・20万円もかかっているそうです。無料 今回4点増量
担当先生・・今回は2校の先生たちに協力していただきました。
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このキャンプは、 当初は「子ども達に普通の生活では体験できないことをやってもらおう。」 その経験の中から、いろんな学習効果が必ず出てくるはずだ・・ということで、開催されました。
・・・偶然が重なっただけだと思うけど・・・
東っ子広場 夏のキャンプ 7つの効用
1 |
火をおこす。火をつける・・マンション住まい、アパート住まい、オール電化住宅が多くなった現在「火」に触れることがほとんど無くなってきています。人類は「火」を使えることで進化したはずなのに今の子供達は「火」の便利さ、怖さから遠ざかっています。何人かはやけどをするかもしれません。でも「火」があれば、あとは飯盒(はんごう)と米でご飯ができるわけです。家にいても今ではなかなかできない体験です。 |
2 |
料理をする。水を使う・・いろんなモノを組み合わせることで料理が出来ます。そのために野菜の調理などが必要です。水で洗った野菜、そして皮をむき、刻みます。そんな体験やってみます。
もしかしたら手を切るかも知れませんがそれも学習です。 |
3 |
縦割りグループ。社会ではあらゆる人とおつきあいしなければなりません。一人では生きていけないですからね 縦年齢の友達と付き合う・・同学年とは いままでの仕組みでも仲良くなれますが、ここでは上下の学年の子とも仲良くなれます。お兄ちゃんや妹ができます。学校が始まっても いつまでも仲良くなれるでしょう。 |
4 |
理不尽な要求有り・・好きなことだけをやれば良いんだという方も居るでしょうが、否応なしにやらざるを得ないことが世の中には数多くあります。そんなときにここ一番、強い人間になってもらいます。 |
5 |
なによりも 「おやじ」が育ちます。普段知らない「よその子」の面倒を見ます。 経験するとわかりますが、よその子を見るのはとっても面白いです。 何年もさんかしていれば、どんな対応をすればいいのかだんだんつかめてきます。そして子どもに人気のパパになります。 |
6 |
地域のパパママが顔を合わせます。親にも友達がたくさん出来ます。 共有体験は親にも生きます。コンピュータールームでの会合が大きな要素です。 |
7 |
親と子と友達の共有体験は、子ども会かクラブかここだけです。特に男親にはほとんどチャンスがないために、学年が上がるにつれて子どもと疎遠になっていくのではないでしょうか?
こんなときに現れて、かっこいい親父をやることで子どもも内心喜んでいるのではないかと思います。またそういう姿を見せることが大事でもあると思います。 |
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