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春日東小学校 なかよしキャンプ 2004の報告です。 制作 実行委員長 井口謙氏
パパ、ママへ
なかよしキャンプに参加して戴いてありがとうございました。短い時間でしたが、中身は濃いものに仕上がったと思います。いかがでしたでしょうか?
このキャンプを主催するに当たって・・
このキャンプは、「子供達に普通の生活では体験できないことをやってもらおう。」 その経験の中から、いろんな学習効果が必ず出てくるはずだ・・ということで、開催されました。
ねらいのいくつかとしては具体的に
1 火をおこす。火をつける・・マンション住まい、アパート住まい、オール電化住宅が多くなった現在「火」に触れることがほとんど無くなってきています。人類は「火」を使えることで進化したはずなのに今の子供達は「火」の便利さ、怖さから遠ざかっています。何人かはやけどをするでしょう。でも「火」があれば、あとは飯盒(はんごう)と米でご飯ができるわけです。家にいても今ではなかなかできない体験です。
2 料理をする。水を使う・・いろんなモノを組み合わせることで料理が出来ます。そのために野菜の調理などが必要です。水で洗った野菜、そして皮をむき、刻みます。そんな体験やってみます。
もしかしたら手を切るかも知れませんがそれも学習です。
3 社会ではあらゆる人とおつきあいしなければなりません。一人では生きていけないですからね 縦年齢の友達と付き合う・・同学年とは いままでの仕組みでも仲良くなれますが、ここでは上下の学年の子とも仲良くなれます。お兄ちゃんや妹ができます。学校が始まっても いつまでも仲良くなれるでしょう。
4 理不尽な要求有り・・好きなことだけをやれば良いんだという方も居るでしょうが、否応なしにやらざるを得ないことが世の中には数多くあります。そんなときにここ一番、強い人間になってもらいます。
このキャンプでは少人数分担制ですので、必然的に年長さんがリーダーになります。班長のパパママは途中で居なくなるかも知れないので、よかろうが悪かろうが、とにかくまとまらなければなりませんし、ついていかねばなりません。たったの何時間かですがチームワークが形成されます。
5 なによりも 「 パパママ」が育ちます。普段知らない「よその子」の面倒を見ます。少々 (いやかなり)心配でしたが、なかなかはまった作戦でした。班長さんみなさん おもしろかったらしいです。確かにそういうふうにも見えました。
本当に大変だったのは 用意をしていただいたパパママさんかもしれませんね。借り物類はそれなりに手当が大変なモノのだいたい目星がつきました。
が、やはりおもしろくなるかどうかは運営ソフト次第です。
今回は、「おやじ」それぞれの持ち味と芸達者に脱帽でした。感謝!
なおこの仲良しキャンプは、学校の施設を借りて、ボランティアにて行ったモノです。学校、教育委員会、市には責任はありませんので、付け加えておきます。
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